こんにちはー!奈良のブランディングデザイナーの福岡ひとみです。
最近、色々お世話になっていた飲み屋さんのマスターが、70歳を前にして引退されることとなり、
奈良の亜耶さん という居酒屋さんにで送別会がありました。
みなさんの愛いっぱいで、めっちゃ楽しかったです。
亜耶さんは、めっちゃ美味しいので、ぜひ行ってみてくださいね!日本酒好き、魚好きにはたまりません^^
さて今日は、
「新商品をお客様に伝えるときに気をつける方法3選!」
と題し、幼稚園・保育園向けのIT事業をされている
「こどーもーしょん株式会社」さんのパンフレットを例に、ご紹介いたします!
今回のお話は、「”LINEステップ”を園で活用する、という提案をしていきたい」ということでした。
”LINEステップ”とは、公式LINEやその拡張メニューを使って半自動的や個別に販促等ができる便利な仕組みのことなんですが、
「幼稚園の先生方に、口で伝える分には良さがわかると思うんだけど、見せて渡す資料として、どういうものを持って説明したら良いと思う?」ってことだったんですよね。
みなさん、「うちの商品すごく良いんだけど、どうやればもっと伝わるかな?」というお悩みはないですか?
わたしはよく、『伝わりにくいものを営業するときに使う資料としてのパンフレット作り』を頼まれることが多いのですが、今回、制作するときのポイントを3つにまとめてみました!
さっそく順番にご紹介しますね。
1)商品をしっかり知り、利点を整理すること
わたしの制作の最初は、売りたい商品についてのお話を、とにかく聞く、聞く、聞きまくる!ということから始めます。
まずわたしがその良さに納得していなかったら、良い資料になるはずがないと思うからです。
それから、お客さんに伝えるためには、本当に自分の商品のように、それについて理解していないといけないと思うからです。
ようするに、みなさんのイタコかな?ってくらい、説明できるようなのが目標です。٩( ´◡)( ´◡
)۶
みなさん、読んでいてもイマイチよくわからない内容の広告とかってないですか?
その理由のひとつは、作ってる人がよくわからないまま、クライアントに言われたまま作っていたりするからです!!
それから、「”LINEステップ”を園で活用する提案」で解決できるユーザーの悩みはなんなのか?など徹底的に理解します。
LINEステップを導入することで、
●まず、入園を考えていたり、一時保育を考えている親御さんたちと、園を親密につなぐものであること。
●「1対1トーク」で相談しやすい、アドバイスしやすいものであること。
●情報伝達がより早く、仕組み化できるということ。
●園の一時保育の空き状況などをすぐに確認できるものであること。
そんな感じですね。
それらのメリット利点などを、まずは箇条書きにしていきます!
それから、それらは他の会社でやっているのか?
他の会社は園に対し、同じ悩みをどう解決しているのか?
これはいわゆる3C分析と呼ばれるもの等で、深掘りしていきます。(ここでは長くなるので割愛します)
自社が良いと思っていても、もしかしたらすでに他の会社がやっているかもしれませんし、他の会社は違う方法を取っているかもしれませんので、とにかく調べてゆきます。大変ですが、やりがいがあり、世の中をしれて面白い作業です。
2)お客さん目線に視点を変えてみること
そして整理ができたら、それをそのまま入れていきましょ〜…?
いや!ストップです\(^▽^)/
それって、注意が必要なんです!!
なぜかっていうと、それはあくまで「こちらが言いたいことが羅列してあるだけ」になりがちだからです!!|
どういうこと?と思いますよね。
「お客さんには、お客さんが見て知りたい情報である」ということが、視覚的にすぐにわかることがとても重要だからなんです!
たとえば、今回のタイトルは、
「公式LINEを使って新入園児の保護者さんにどこよりも信頼され 選ばれる園になる方法!」にしました。
だけど、もしこのタイトルが
「”LINEステップ”を園で活用しよう!」だとしたら、どう感じますか?
「”LINEステップ”…。理解するのが難しくめんどくさそう」とか、思いませんか?
それを回避する方法は、
「相手にとって見逃せない、のどから手が出るほど欲しい”悩みの解決”を入れる」んです!
(もちろん例のひとつですよ。他にも魅せ方はあります)
このへんは、わたしは大橋一慶先生のキャッチコピーを学んだのでできるようになったところもあるんですが、ひとつには、お客さん(この場合は園の先生)が困っていることを入れるんです。
また、興味を引く”言い方”にすることなども有効です。
園の先生たちは、『LINEを使いたい』わけではなくって、ぶっちゃけ『地域で選ばれる園になりたい』わけです。
そのお客様から見たベネフィット(マーケティングで言うところの「どんないいことあるかな?」をしっかり伝えていこう、ということなんです。
でないと、ぱっと見てタイトルに惹かれないなって思われたら、話に入ってきてもらえませんよ。
そんなことって、よくあるでしょ?^^
3)視覚的にわかりやすく表現すること
しっかりお客さん目線での魅せ方に、変換したら、そのあとはどうすれば見やすいか?を考えていきましょう!
このパンフの構成は、
まず上の部分で園の悩みを入れる。
→タイトルでベネフィット(どんな良いことあるの?)を入れる
→具体的なベネフィットをいくつか入れていく(イラストや写真で見た目でわかりやすいように)
→裏面で、実際のやりとり具体例を入れる
→選ぶ理由をしっかり説明
そして最後に→連絡方法、で締めています。
途中の「お客さん目線でいかに興味をひくか?」
それと「興味を持ったらそのあとアクションしやすいか?」
そういった一連の流れをスムーズにいくようにしてあるんですよ。
この上記3つのことを、制作に入るまえにしっかり整理し考えておくことは、とっても重要です。
こちらの目線でしか伝えようとしてない資料が結構あるよなあ。。もったいないなあ、、、( ˘ω˘ )てわたしはいつも、思うんです。
「どうして、この商品が良いのか?」きちんと伝わるように、伝えないと、お客さんは読んでなんてくれない時代。だからこそ、ひとめで気になる、ベネフィットが伝わるように、伝え方や順番を考えていかないといけないんですね。
ちなみにオレンジとブルーを基調にしているのは、オレンジが会社のコーポレートカラーだからで、
そのオレンジに合うブルーを使っているんです。全部意味があるんですね^^
デザインの力で、商品の良さをしっかり伝え、また視覚的にもわかりやすくして、お客様に「ぜひあなたから買いたい!」と言われるように仕組みづくりしていきませんか?^O^
奈良市のグラフィックデザイナー、ブランディングデザイン事務所。
ブランディングの土台から寄り添い、アウトプットまで一貫性を通してあなたの事業の良さを、グラフィックデザイン全般で表現します。
高いヒアリング力で想いを引き出し、寄り添い共に創りあげる、奈良愛がいっぱいのデザイナーです。
みなさまの情報整理や差別化などなんでもご相談ください。外部のパートナーとして共創させていただきます♥