目次です★
「自分で作ったチラシが全く集客できないんで、福岡さんなんとかしてください!o(;△;)o」
「スタッフを募集したいんだけど、人気ない職種だから全然人が来てくれない!(╥_╥)」
「セミナーを開催したいんだけどお客さんが全然集まらないんだ〜(x_x;)」
こういったご相談が激増しています。
私、昔はグラフィックデザインのお仕事だけをしていて、美しいもの、楽しいデザイン、かわいいデザインのことばかりを考えていたのですが、大阪府大東市に住んでいた時、大東ビジネス創造センターD-Bizという市の無料コンサルティング施設でデザインアドバイザーとして働いたことをきっかけに、考え方が180度変わりました。
そこで大東市の事業者さんのお悩みやご相談を聞いていて思ったのは、
「みなさん、売上があがらなくて、集客できなくて悩んでいらっしゃるんだ」
ということ。考えてみれば当たり前なんですが、あらためてここを意識すると視点が変わります。
もちろん今までもマーケティングの勉強をしてはいたのですが、「ちょっとこの程度では全然ダメだな」と気付きました。というのも実際、作った折込チラシなりパンフレットでものすごい効果が出た!凄かった!というまでのものを作ることがだんだん厳しくなってきたと感じるようになったからです。
なぜそうなったのか?それはこういう背景も関係するのです。
ポイント1)モノやサービスが溢れすぎて自社サービスが目立たない時代に
たとえてわかりやすく言うと、デザイナーの場合。
わたしが独立した10年前はまだまだノマドの走りの頃で、フリーのデザイナーがそこまでたくさんいなかった。セミナーに参加すればすぐ、「仕事お願いしたい!」と声をかけられました。
しかしそれから10年たち、今ではものすごくたくさんのフリーランスデザイナーと出会います。ネット環境がととのい、働き方改革ではないですが独立しやすくなり、フリーを選ぶ人が増えたのですね。
みなさんの事業でも、そのように「昔は広告なんかしなくても集客できたのに今はサッパリ」なんてことがあるかもしれません。
そう、今やモノやサービスが溢れていて、またネットでいくらでも価格を比べることができるので、お客さんに選択肢が激増したんですね。
これからの時代は「選ばれる理由」を考えることが非常に大事になってきます。それには、「ターゲットを設定する」ということが必須なのです。
ポイント2)なぜターゲット設定が大事なのか?
ターゲット設定というと、ペルソナ設定とか、そういったことだよね?ええっと、わたしの商品はカワイイって言われるから20代から50代のカワイイものが好きな女性全員に売りたいんだけど〜・(*´エ`*)・:*:
わたしも何も知らなかった頃は、そんな感じに考えていました。
でも、それだとダメなんです。誰にでも良い顔する人は誰にもすごくは好かれないのと同じです。(八方美人と言われがちな私が言うのもなんですが…)
今や商品やサービスは、「私のために開発されたものだ!!」って感じてもらえるようでないと、なかなか、キビシイ。
そのように感じてもらえて、その人の前にその情報を提示すると、そのときは売れる、集まる。
そういったことが大事なんです。
ポイント3)商品は魅力的でないと選ぶ理由がない!
ターゲット設定ができたとして、さあ、集客だ!となったところで、見落としていませんか?
そもそも商品やサービス自体に魅力がない!?
そういったことは、「そんなワケないじゃない」と思われるかもしれませんが、意外とよくあります。
それは、「自分が好きな商品を作っていてお客様が欲しがるものではない」これ、実は本当〜〜〜に、多いんです。まさかと思われますが、ホントにほんとです。
売れる商品やサービスというのは、「お客様が欲しいと思うものを作る」ということが大前提なんです。
そしてそれを魅力的に魅せる、売れるようデザイン(計画)する。
これ、一度、客観的になって見直してみてくださいね。
さて、これから徐々にマーケティングやデザイン、ターゲット設定についてお伝えしていきたいと思いますので、楽しみにお付き合いくださいね。(っ´ω`)っ