奈良で女性向けのデザイン&集客コンサルティングをしている福岡ひとみです。

今回は、集客できる広告のポイント3として

「あなたの売りをみつけましょう!」です。

よく聞きます。「うちは普通のお店で、売りってないんだよね…」「考えてみたけどやっぱりないよ!」

ほんとうにそうでしょうか?いえいえ、わたしは、絶対にあると思っています。考えてみてください〜、そもそも全く特徴も良さもなければ、お客さんは一人もいないし、今までやってこれていないはずです。

絶対にありますよね。あなたにしかない良いところが。だからもっと自信を持ってそれを見つけていきましょう!

「売り」って一体どうやって見つけるの?

さて、どのようにして「御社の売り」は見つかるのでしょうか?

それは、まず、「ちょっとした特徴」「少しこだわっている付加価値」などでも良いんです。また、「いままでお客さまから言われた ”あなたの会社はここが良いんだよね” っていうところ」。案外、お客さまの声を聞いてみると自分で思っていた自分の良さと違うことを褒められたりします。

わたしの場合、広告デザイナーとして仕事を受けていて言われたことは

「福岡さんは普通のデザイナーとはちょっと違うよね。仕事を受けるとその背景から調べあげているでしょ。普通はそこまでしないよね。」

「普通は、ホームページ制作やチラシだとヒアリングを一度して、ざざっとワイヤーやラフを作って、そこから良さそうなデザインを提案したりしてるくらいだよね」

自分で言うのもなんですが、わたしは、依頼を受けるとまず徹底的にその業界を調べます。そして競合を調べたり、いわゆる3C分析的なところまでやることもあります。(この領域はマーケティング&コンサルなので本格的にやるには時間がデザインの3倍かかります。もちろん、お客様が望まれない場合はしないこともあります。デザインのみのご依頼の場合など)

というかそこまでやらないで作ったものは、ただの告知広告です。「こんな商品を作りましたから買ってくださいね。」それだけ。

わたしはもっと「仕事が早い」「安心感がある」「カワイイデザインをする」といったようなところが評価されていると思っていました。それも、たまに言われるのですが、もっと他のことのほうが重要だったようですね。

このように、言われて初めて知る自社の良いところ。そこを深掘りしてみてはどうでしょうか?

真価本領!御社の良さを伸ばそう!

昔わたしは、自分の悪いところを見ては、「もっと頑張らなくては」と思い四苦八苦していました…。

でもあるとき言われたんです。「そんな悪いところは見なくていいんです。もっと、良いところを見ないといけませんよ」って。

それは、目からウロコ!の感覚でした。

確かに、悪いところを修正するより、良いところをもっと伸ばすほうが効率も良いし幸せなんです。悪いところをあまりある良いところがあれば、悪いところなんか見逃してくれます(ちょっと違う?

ちなみに真価本領って意味をご存知ですか?

自分の持っている得意分野、本当の価値 のことです。

それはなかなか普段自分だけではわからないので、まずお客様に聞いてみましょう。「なぜ自社を選んでくださったのですか?」と。そうしてそこが見つかればぐぐっと深掘りして、もっとその価値を高めるためにどうすればいいか?またそれを伝えるにはどうしたらいいか?を考えましょう。

日々忙しく面倒ですが、この「御社の売りを見つける」作業は、のちに絶対に何倍の価値となって帰ってきますよ!