前回にひきつづき、集客できる広告のポイント。

ズバリ、それは、「ターゲットを絞る!」です。

「それってよく聞くけど…ターゲットを絞るってどういうことかよくわからないんだよね。」

こんなお話をよく聞きます。みなさんターゲットってなんなの??って思って悩んでいるんです!

 

ターゲットを絞るってどんな効果があるの?

たとえばターゲットを「30代の共働きしながら子育てをしている主婦」とするとしましょう。(実際にはもっと細かく設定していきます。)

そうしたら、30代の共働き主婦の悩みを解決するような広告にすれば良いのです。

「でも、うちの商品は20代の大学生にも効果があるので、そこもターゲットにしたいんです。あ、あと、60代のおばあちゃま世代にもウケが良いんですよ。それでも「30代の共働きしながら子育てをしている主婦」に絞らないといけないのですか?」

答えは、「イエス」。なぜなんでしょうか?わかりますか?

 

ターゲットを絞るとピンポイントで伝わるようになる。

広告は、メッセージです。「ここにあなたにピッタリの商品がありますよ。」って知らせる道具です。

その「あなた」って、どんなひとですか?たとえばわたしだったら

「40代で結婚していて子供はいなくて、仕事をしている。基本的に旦那さんに合わせて起床、就寝するので規則正しい生活。打ち合わせの時などは外出することも多いが、基本的にご飯は家で作る。だけど夜に会食も多いので、ご飯はカレーを前日に作っておいたりするので結構忙しい。そしていまはあまり新しい洋服を買っていなくて、オシャレしなくっちゃなあ!と思っている。」

こんな生活サイクルです。

けれど以前のわたしはどうでしょうか?

「30代で独身なので時間は結構あるが、仕事がものっっっすごく忙しい。なのでご飯は基本外食でぱぱっとすませる。でも人付き合いを大切にしているので誘われれば遅くまでおつきあいしちゃう。帰ってから仕事を再開することもあるので就寝は2時ころ。そして起床は9時ころ。美容には少し気を配っていて、たまにエステもいく独身貴族。」

こんな生活サイクルでした。

この二人に対して、響くキャッチコピーや広告表現が、同じで大丈夫でしょうか?

30代のわたしはけっこう自分の時間があるわけで、「家事」「時短」などと言われても響かない可能性がありましたが、

40代のわたしは家事が格段に増えていますので、たとえば家事の時短などは潜在的にできればいいなあ、と思っています。

そういう風に、響く広告を作るには、ターゲットを絞りピンポイントで響くクリエイティブをする!

これが必須なんですね。

 

時代は刻々と変わっている。今はニーズが細分化された時代。

みなさん感じておられると思いますが、今は昔と違い、消費者のニーズがものすごく細分化されています。

たとえば、キャンプ用品があったとして、今では「女性が使うのに特化したキャンプ用品」「ソロキャン(一人キャンプ)用のキャンプ用品」などですね。

これは、ターゲットを絞り「ピンポイントで選ばれる商品開発をした」結果なんですね。

今の時代は商品がものすごくたくさん作られ、モノで溢れかえっています。消費者は、どの商品を選べば良いかわかりません。

その中で、「どうしてこの商品を選ばないといけないのですか?」の、答えとなるのです。

「わたしのための、商品だ♪」こう思っていただくためなんですね。

そのひとが知りたい情報をピンポイントで伝えるために。ターゲットを絞って広告を作りましょうね。(商品開発の段階からでも同じですよ♪)