こんにちは〜、奈良のブランディング・デザイナーの福岡ひとみです。
先日、平城宮跡の『ツバメのねぐら入り』を見てきました!6万羽のツバメが平城宮跡に寝に集まるんですよ…すっごかったです。
ツバメを描いてみました。
今日は前回の続きで、奈良県フォレスターアカデミーの制作事例を題材に、事業の「想い」をデザインや言葉に乗せる。「個性」を表現する方法についてお話します!
令和5年度のオープンキャンパスはこちら。
8月27日(日)開催で、締切は8/13(日)です!
このオープンキャンパスのチラシの特徴は、キャッチーな漫画にしたことです。
誰にでも好まれる印象の漫画らしい絵柄にしたことで、スッと頭に入るように考えました。(ただおしゃれなだけのイラストだと漫画にしにくいのもあります)
なぜ漫画にしたか?というと、最初にやった3年前の時点で、この学校が他の林業大学校とは全然違い、説明がしづらかったからなんです。
ブランディングにおいて、「違いを伝える」ことが重要ですが、ここの違いは「他の林業大学ではほぼまだ考えられていない、前進的な人材を育成する学校」だったからなんですね。
つまり、他にない『クリエイティブ』な場である、ということ。道なき道を行く、新しい存在としてインパクトをもたせたかったのです。
(ここではクリエイティブとは創造性、これまでに存在しないが実現可能であるものというデザイナーのブルーノ・ムナーリさんの言葉を使いました)
それを理解しやすくするのに、1枚のチラシで伝えるのは難しいことだと考えました。文章をズラズラ書いても、読まない人は読まない。
しかし、漫画なら、ぱっと見のインパクトもあり、なんだろう?と読んでもらいやすい。感覚的に「クリエイティブ」さが伝わるのではないか?と考えました。
それから、ジャーナルも合計3号作成させていただいてまいりました。
最初は、スイス人のフォレスターの方々のお写真を使用。
このジャーナルでは、実際にどんな授業内容なのか?先輩や先生、職員の方々はどんなお人柄なのか?何を目指しているのか。などがわかるようになっています。
特に3号目は、熱い、熱ーい先生方のお話がモリモリと詰まっていたり、就職先はどうなのか?指導は? 先輩のビジョンや、インターンレポや、それからスイス研修についても、入っています。
デザインとしては前回お話した「スイススタイル」の表紙を意識してあります。共通の赤で、オシャレに。
今年のある寒い雪の日、京都の山に先生方と分け入り、登山靴でなかったわたしはズルズル滑りながら、取材撮影同行ディレクション(というか必死で登り降りする同行者…)しました。。
ジャーナルはアカデミーHPからダウンロードできます★
担当させていただいた時には制作チームとして一緒に取り組んでいただいてきた 友草裕太さん、久貫 ちずさん、岸 潤一さん、都甲ユウタさんいつも本当にありがとうございます!
最後になりましたが、良い事業、良い先生、良い人材が揃い、熱い想いをお持ちのとき、それをしっかり伝わるものに表現、可視化するとき、デザイナーは二人三脚でサポートできる存在です。
いまはデザインの仕事は多岐にわたり、しっかりとお客様のお悩みやビジョンを聞くことができる存在であることが大切です。しっかりと問題解決の一助となれるような相談役になりたいと思っております!
奈良県奈良市のブランディング・デザイン事務所 napnap design。『あなたの会社の想いや魅力がお客様に伝わるブランドづくりを土台においたデザインを』会社や事業の独自の価値が相手に響く伝わるクリエイティブが得意です。 ブランド・マネージャー認定協会 1級「想いや違いを伝えたいけど伝わっていない…」そんなお悩みを解決します。ブランディング、チラシ、パンフレット、リーフレット、会社案内、営業マンさんの似顔ハガキ(DM)、カタログ、印刷、ラベルデザイン、パッケージデザイン、ホームページ、HP、WEBサイト、看板、ロゴ、キャラクター、マスコットキャラクター、ステッカー、シール、ノベルティ作成、販促品、販促物、のぼり旗、オリジナルノボリ、Tシャツデザイン、ブランディング、女性向けデザイン、メニュー表、美容室、エステ、ネイル、歯科医院、福祉、NPO、お菓子、お土産、飲食店、日本酒、カフェ、保険、ファイナンシャルプランナー、FP、税理士、社労士、不動産、建築、リフォーム、商店街、イベント