こんにちは〜、奈良のグラフィックデザイナーの福岡ひとみです。

みなさん、「ブランディング」って言葉。気になりませんか?

「うん、良く聞くもので気になっているけど、ブランディングって一体何することなのか、よくわからないんだよねー!」

そういったお声も、よく聞きます。

ブランドマネージャー検定1級

わたしは昨年、「一般財団法人 ブランド・マネージャー認定協会」にて1級を取得しました!

今日は、そういった観点から、「ブランドって何?」が、わかるようなブログにしたいと思います。

このブログを読めば、「ブランディングって具体的にどういうこと?なぜブランディングしなくてはならないの?」という疑問が解決しますよ。


喉が乾いたとき。あなたなら何を選ぶ?

みなさん、ちょっと考えてみてください。
もしあなたが「喉が乾いたな〜」と思ったとします。

そのとき、どうしますか?

あなたは、コンビニに入ります。そして冷蔵庫の前に立ち、
「お茶ではなく…水が飲みたい。」と思ったとしましょう。

その時、大きな冷蔵庫の中が…こうだったらどうします?↓↓↓

ブランディングしたい水

「あれ?どう違うんだっけ?どれにしたらいいんだっけ??」

たくさんお水はあるんだけど、どれを選んでいいかわかりません。困った〜( ꒪⌓꒪)

ですが、もしこうだったらどうですか?↓↓↓

架空のお水ですが(笑)、確かCMで見た有名なお水です。

「あっ、これはボトルがエコ仕様に捨てやすくなっているってCMでやってるやつだし、Aさんもいつも飲んでいるお水だから、安心だろう!これにしよう」

そう思いあなたは、これをコンビニで買いました。

超簡単に言うと、これがブランディングの力です。えっどういうこと?( ゜Д゜)

私達は何を選んでいいのかわからなくなっている!?

世の中って、モノが溢れていますよね。どこの企業も、売れるモノを作って世の中の役にたちたい、と思っています。

なんですが、お客さんの立場にたった場合、もうモノが多すぎて、何を選んでいいかわからなくなっていませんか?
ましてやこのSNSの時代。たくさんの情報が流れてきて、それは宣伝かも、いやいや信頼できる人のおすすめだから大丈夫かも、いやいや…

水ひとつ選ぶにも、大変です。(水ならそこまで悩まないかもしれませんが。^^)

そんなとき、企業のほうは、どのように自分の商品をアピールするでしょうか?

どれにしようか、種類が多すぎて迷う〜

ブランディングをすると、お客さんにとって、このようなメリットがあります。

  • あれこれ検討しなくて良くなる
  • 機能的に良い(と言われている)ものを選ぶことができる
  • 良いものを選んだ、(オシャレであるなど)良い気分になれる
  • 大きな間違いはないだろうというリスク回避ができる

などなど…

そのようなことから、企業側は、

自社製品を選んでいただくために、「他と違う価値、他と違ってどこが良いのか。どういった役にたてるのか」などを伝えて行かなくてはいけません。

そのために、あらゆる方法で、価値を伝えていくことが、ブランディングという取り組みになるんです!

ブランドとは、ブランディングとはなにか?

(一財)ブランド・マネージャー認定協会では、ブランドとはなにか?とこう定義しています。

「ある特定の商品やサービスが消費者・顧客によって「識別」されているとき、その商品やサービスを「ブランド」と呼ぶ。」

(一財)ブランド・マネージャー認定協会

さらに、こうも定義しています。

「ある消費者・顧客にニーズが発生した際、特定のブランドを思い起こすこと。」

(一財)ブランド・マネージャー認定協会

たとえば、お腹が空いたな〜!と思ったとき。どこか行きたいお店を考えてみてください。どこへ行きたいですか?

わたしはマクドナルドが大好きなので、「マクドナルド」!

いや、違う日なら、ガッツリお米を食べたいから、「吉野家」を思い出すかもしれません。
はたまた、ラーメンといえば「天下一品」の濃いスープを思い出し、よだれが出ちゃうかも?

このように、特定のニーズとともに思い起こされ購買決定に影響を及ぼすもの、それが「ブランド」と言えます。

そして、このようなことを計画的に目指し、意図して刺激体験を設計していくこと、これを「ブランディング」といいます。

なんとなく、イメージできてきました?
ブランディング。つまり、あなたが選ばれる理由をつくることです。

わたしたちは「こう思われたい!」ブランドアイデンティティ

「ブランド」というのは、企業が提案する価値とお客さんとのコンタクト体験などが複合的に結びついてつくられています。

なのでブランドのお話はけっこう深〜いので、最後にもうひとつだけ、大切なことを。

私達(企業)は、お客さんに「こう思われたい!」という旗をかかげなくてはいけません。

それはたとえば成功していると言われるブランドで掲げる「ブランド・アイデンティティ」というもの。
たとえば、

  • スターバックス:サードプレイス
  • ディズニーランド:真のエンターテイメントで幸せをつくる夢と魔法の国
  • リッツカールトンホテル:第二の我が家

そんなような、「こんな価値を提供する」と掲げる旗のようなもの。

また、お客さんから見ると「こんな会社(商品)だよね」と思ってくれるイメージ。

この企業側の「旗」と、お客さんが感じる「ブランドイメージ」
これを一致させていくことをブランディングといいます。

まとめ。ブランディングをして選ばれる存在になろう

このように、自社や商品を「ブランド」と知ってもらい、購入してもらうためにブランディングの仕組みを少しご紹介しました〜\(^▽^)/

わたしが長くやってきた広告やロゴなどのグラフィックデザインは、ブランドにとって重要な「ブランド要素」と「ブランド体験」という場面で使われる、ブランドの象徴です。

でもこのブランディングという概念を、見た目のデザインだけで捉えず、経営とマーケティングの視点から考えあげることで、より一貫性の通ったブランドとなることでしょう。


奈良県奈良市のデザイン事務所 Nap Nap Design


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