こんにちは〜。福岡ひとみです。

今日は外壁工事会社の営業さんが来て、「ぜひ一度ご説明させてください！！」と言われたので一応出てみました。

「怒らないでくださいね！！そろそろ塗り替えが必要なおうちにお声がけしております！〜あれやこれや」

と言われました。すこ〜し、「ムッ！うちの外壁が古いと！？」と、思わなくもないですね。

「奥様のおうち、とっても可愛い外観ですね！こだわってつくられていますね。」「あら♡ありがとう。そうなのよ〜」「でもちょっとひびが入っているところが気になって…こういうの、お気になさらないですか？」「え、ヒビ？気づかなかったワ…」

なーんてね。こんな感じだったら、、どうですか。
あなたなら、なんて声をかけますか？＾＾

さて、今日は「デザイナーの選び方」です。

「デザイン制作会社にお願いしたけど、実際の打ち合わせで…これで良かったのか…＠＠；　もしかして失敗だったんじゃないか…！！」

最近めっちゃめちゃしょっちゅう、こういったことを聞きます。

高い買い物だから、絶対に失敗したくない！
あのひとが「あそこの会社良い」って言うから、紹介されたその会社にお願いしたのに…！！｡ﾟヽ(ﾟ｀Д´ﾟ)ﾉﾟ｡

それなのに、これだけたくさん「制作会社選びで失敗した…」とか「ちゃんと趣旨をわかってもらえなかった…orz」とか聞くってことは、よっぽどパートナー選びって難しいんだなあ〜。と。

それなら、選び方がわかればお役にたつのでは？と思って、今日の記事を書きました。
わたしから見て、良いな、信頼できるなと思える、デザイナー＆制作会社さんの選び方です。

それでは、いきます♬

①そのデザイナーさんの得意分野は、なにか？

みなさん、わかっておられる方はわかっておられるのですが、全然知らないかたもいらっしゃるのですが、

グラフィックデザイナーといっても、色々と得意分野が違います。

たとえばわたし、napnap design（ナプナプデザイン）ですと、広告が大好きでやってきたので一番の得意は広告作成。情報をまとめて良いものに魅せるのが得意なので、会社案内パンフレットなんかも得意です。
そして、女性向けのデザインが得意。ほんとは力強く男らし〜いデザイン以外なら、なんでもやるんですが＾＾；、「女性デザイン」が一番得意です。

でも、たとえばここで、

「カッコいい、クールな、壁紙の、図案のデザインやってもらえますか？」

って言われたとしたら、お話を聞いて、できるできないを判断します。

カッコいいクールな、は、できなくはないですが、図案となると、それが即商品のクオリティ・売れ行きにも関わるので、「クールな絵を描くのが得意な、図案デザイナーにピンポイントで頼むほうが良いものができるのでは？」という、ご提案になることもあります。

商品ラベルやロゴ・イラストデザインもやっていますが、図案もクオリティが大事なので、どんなものを求めていてどんな展開されたいのか？は、慎重になるところです。

なので逆にいえば、「なんでもできますできます」って言われる方は、ちょっと、どうなのかな？って思ったほうがいいかもしれません。（もちろん、できる方もおられます！それに、その方ではなく社内やチームに得意な人がいる場合もあります）

わたしがもしお受けするとしたら、デザイナーの繋がりで図案が得意な人にお願いしたりしながら、クオリティを保つ努力をするので、そういったところで

「このひとに任せたら、わたしの悪いようにはしないだろう」

と、信頼できる感じの人かどうか？は大事なところだとおもいます。
(●っゝω・)っ

②あなたの会社に愛を持って、本当に必要な提案をしてくれる会社か、どうか？

「愛を持って…っておおげさな〜！？」

と思われるかもしれませんが、お仕事をする際に、究極に大事なことは、

愛だと思うんですよね。(๑❛ᴗ❛๑)♡

たとえば「WEBサイト（ホームページ）と、チラシと、会社案内が必要なんですが」って言われたとしても、そのWEBサイト（ホームページ）をどんなページにしたらあなたにとって本当に役立つものにできるかは、めっちゃめちゃ考えないと、できないわけです。

なぜかってWEBサイト（ホームページ）って、会社の入り口であり、企業理念にも通じるし、販促の戦略全体に関わってくることじゃないですか。つまり、経営者目線がわかっている人というのが大事。

どのように見せたら（魅せたら）あなたのお客様にとって魅力的か？戦略に沿ったものになるか？と、徹底的に話し合い、考えぬくことって、ほとんど、愛ですよ。愛がないと、できないです。しんどくて（笑）

それを、安易に「うちはこれくらいの低価格でできますよ！」って言えるデザイナーさんって、どうなのかなあ？と、わたしなら思います。

それから安易に、「うちなら絶対に、SEOで検索あげられますよ」といえるというのも、どうかと思います。めっちゃめちゃ大変ですよ、検索上げることって。

それだったら素直に、「絶対とは言えません」とか大きなことを言わない人のほうが信頼できますよ。

あと、たとえばですが、言われたものを全部作ったら100万超えたりする場合もあるじゃないですか。

全部一気に作ったら、お金もかかるし大変だから、まずは会社案内を作ってから、PDCA（実行していきながら改善していくこと）していきましょう〜

とか、売り方を先に考えてそういう提案ができる会社って、信頼できると思いますね〜！

③「あなたの会社のお客様の目線」で、考えられるデザイナーさんか、どうか？

これも、上記の「愛」に通じるお話ですが（笑）、

あなたの会社の商品やサービスを、喜んで買ってくださるお客さんって、どんなことで困っているのか？

について、てってい〜〜〜〜てきに！！！考えることって、これは本当に重要かと。愛がないとできないですよ！！（笑）

こんなとき、「お客さんはどんな人ですか？」「お客さんは何に困っているんですか？」って聞いてくれるデザイナーさんは、信頼できそうです。

あなたもそうかもしれませんが、「ウチのお客さんってどこが良くてウチを選んでくださっているか、わからない」って思ってられる方は多いです。わたしも、そうでした。

ですが、それがわからないとあなたの売り方・魅せ方が決まらないから、売る側・コチラ側の言いたいこと、売りたいモノを売りたいように売るという、デザインになってしまうのですよね。

しあわせの黄金律は、「何事でも、自分にしてもらいたいことは他の人にもそのようにしなさい」ですね。＊＾＾＊　キリストさんが、そうおっしゃっています（笑

④趣旨を理解し把握し、それをビジュアルで表現できる人か、どうか？

理解する、といってもそれも実は難しいので誰でもできることではないですが、たとえそこまではできても、その文章をそのまま入れるだけでは、それははたしてデザイナーなのか？
と、いう、ことなんですよね。

文章をそのまま入れるだけであれば、「資料」じゃないか、と。（すごい辛口…( ゜Д゜)y─┛~~）

うまいデザイナーさんは、社長さんや広報担当者さんから上手に色々な関連ワードを引き出し、それをびっくりするようなイマジネーションで、「伝わる！！」ビジュアルにしてしまいます。

これが、デザイナーなんだなあーーー！！って、感動しちゃいますよ。

あなたの会社の良さをひと目で表現できている、そしてオシャレ！だったら最高ですよね。

「だから、どこを見ればそのデザイナーが良いかわかるの〜！？」

ということですが、やはり、過去に頼んだお客様の声を参考にするのが、良いかもですね。そして、「この作られたWEBサイトやチラシから、自分なら購入するか？」を実際に考えてみられるのも良いです。

キレイ・かっこいいデザイン、だけでデザイナーを選ばないほうが、良いのです。

本質を理解して、それをあなたのお客様に伝えることがうまいかどうか？が大事です！

⑤あなたの主張や立場を、ちゃんと聞いてくれるか、どうか？

「前のデザイナーさんは、こっちの意見ぜ〜んぜん聞いてくれないんだよ（泣）」
「言ったことしか、やってくれないのよ〜！！（怒）」
「内容を用意したのは、全部こっち！何も考えてくれなかった！！」

みたいなことを、よく、聞きますが、聞いてくれないデザイナーさんとか、こわいですよね。＾＾；
デザイナーからすると、「言われたその変更で、意図が台無しになっちゃう」から強く出るってこともあるんですが、そうはいっても人間ですので、自分のこと、尊重してほしいです。（笑）

それに、「何も考えてくれなかった、何も提案してくれなかった」というのは、本当に良く聞きます。

なので、相性が良い方がいいのですが、相性だけは、やってみないとわからないところがありますので、

「わからないことをちゃんと説明してくれるか？」
「こちらの立場を理解してくれるか？親切か？」
「難しい言葉で威圧的でないか？」

などで、判断しましょう。

ただ、「言ったことしかやってくれない」というのは、ほんとなら「対価にたいする作業料金」とのバランスを見ないといけないですね。
あなたのほうが、過剰に要求していないか？
こっちでオマケしてもらったから、次のお仕事もお願いしよう。
など、これはビジネスしていればWINWINというか、もちつもたれつというか…

ええあんばいでやってきます〜♡
というところですね（笑）

まとめ。最終的にはやはり人間性が一番大事ですね

長いこと、読んでくださり、ありがとうございます。

わたしもデザイナーさんとやりとりすることが多いですが、一番はやはり人間性かと思います。

頼れる、言いやすい、思いやりがある。器がある人、人間性。

そして、普段から、勉強をおこたっていないかどうか？

デザイン業界もですが、時代の流れが早いので勉強をしないと取り残されてしまいます。こういった勤勉さがないと、時代遅れの考え方になってしまいます。

良いデザイナーさんと出会われることを、願っております★・::・(´エ｀)・::

奈良県奈良市のデザイン事務所　napnap design。

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